私の研究の動機となったパルス


当時は思いもよらない関連に駆り立てられ、私は抵抗できないほどに

葉隠、「武士の秘書」へと導かれました。

葉隠はすべて言い尽くしていますが、ただし沈黙によってです。

メッセージは行間に隠されており、つまり葉隠の文字通りの意味、

「葉の下に隠されている」ということです。

「葉隠れは時間や利益については何も語らず、

空をぼんやり見つめることに時間を浪費させようともしません。

我々は世界の中に生きており、そこで起こる出来事に反応します。

唯一の問いは、「自分をどこに位置づけるか」です。」

ウィリアムS.ウィルソン、『葉隠、武士の書』


「誰かがこう言いました。

「聖人の霊廟の中に」、次のような詩があります。

もし心の中で

誠実の道を歩むなら たとえ祈らなくとも

その人は神々によって守られるでしょう。

この誠実の道とは何でしょうか。」

ある男が次のように答えました。「あなたは詩がお好きなようですので、 私も詩でお答えしましょう。

この世のあらゆるものが欺瞞でしかないため、

死は唯一の誠実なものです。」

誠実の道を辿ることは、

すでに死んでいるかのように日々振舞うことであると言われています。」

私にとってただ一冊の本 『葉隠れ』」

三島由紀夫


1997年のルドルフ・シュタイナーの作品との出会いは

私の世界観、そして仕事と研究の方法を取り返しのつかないほどに激変させることになりました。



ルドルフ・シュタイナー

1861225- 1925330日)

シュタイナーの膨大な作品を先入観なしに研究することは、あらゆる時代を通じて最も偉大な思想家の1人を発見することです。 この天才的精神は近代的知識のみならず、近代科学にも大きな影響を与えてきました。

シュタイナーはアルバート・アインシュタインと同じ程度の神秘主義者であったに過ぎません。

彼は何よりもまず、生命の秘密に足を踏み入れる勇気を持った科学者でした。

ラッセルW. ダヴェンポート (「The Dignity of Man」(人間の尊厳)より)

シュタイナーは抽象的な哲学者ではなく、科学的教育の現実主義者でした...これほど印象的な人物にかつて出会った記憶がありません。

彼の個性的な外見に慣れた時、私は彼がいかに素朴で謙虚であるかを理解しました...それでいて彼の顔から非常に強い印象を受けました。

彼の顔は、その強烈な精神的表現を収めるのに十分な大きさではないかのようでした。

R.ランドー(『神は私の冒険である』より